チーズ５種とブルゴーニュ

連休初日はそのジュブレ・シャンベルタンといろいろなチーズを合わせてみました。

12時の位置から時計回りに

Morbier PETITE BIO AOC
モルビエ プチ ビオ AOC
セミハード
真ん中にアオカビを思わせるラインが入っていますが、お洒落で着色しているだけだそうです。
始めはまろやかだけど薄味か？と思っていると、どんどんミルキーな味と香りが湧き出てきて尽きない。上品で深みと広がりがあります。
ワインとは互いをスポイルせずにうまく合っています。

BRESSE BLEU
ブレス・ブルー
表面は白カビ、中は青カビ。
とても柔らかく中庸だけど、どっちつかずと言うわけではなく、白カビ青カビのいい所をミルクで優しくつなげたという風情。塩辛くなくトガってもなく、口当たりも香りも優しいチーズ。

これもブルゴーニュと合っています。

Tomme au Marc de Raisin
トム・オ・マール・レザン
ワインの絞り糟で風味づけされたセミハードタイプ
セミハードですがやや柔らかめ。
葡萄糟を取り除いた部分が特に柔らかく、味はゴルゴンゾーラやカンボゾーラの塩気を取ったような感じ。ロックフォールとも似ています。この部分だけ。
中程に行くに従って普通のセミハードに近くなっていきます。

極楽へ行けます。
ボルドーの方が合っている気がします。

Bree de Meaux AOC
ブリー・ド・モー AOC
トロトロに柔らかく、自重で潰れてしまいます。
ミルクと白カビの香りが濃厚に溶け合っています。
コーヒーがカフェオレになるように、ブルゴーニュが別の柔らかい飲み物に変化します。
それがこのキラキラしたワインにとって幸せなことかどうかわからないけど、絶妙の旨さです。

Comte Extra LUCOTTE AOC
コンテ・エクストラ ルコット AOC
14ヶ月熟成
セミハードタイプ
物凄くミルクの香りが濃くてコクがあり、塩気は控えめ。
食べやすく満喫できます。
今回のジュブレ・シャンベルタンにピッタリ。

明日は同じものをメドックと合わせてみようと思っています。

[2010-1-10]