森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

赤ワイン Chateau HAUT-PIQUAT LUSSAC SANT-EMILION 2002

イメージ 1銘柄:Chateau HAUT-PIQUAT LUSSAC SANT-EMILION 2002

AOC:APPELLATION LUSSAC SANT-EMILION CONTROLEE
生産者:Maison RIVIERE
原産国:フランス
品種:80%-Merlot 15%-Cabernet Sauvignon 5%-Cabernet Franc
輸入業者:(株)ローヤル・オブ・ジャパン

ちゃんとしたサンテミリオンです。以上・・
というわけには行きませんね。

MEDAILLE D'OR CONCOURS REGIONAL DES INS D'QUITANE 2004
まあ、なんだか金賞を取ったらしい。

紛れもなくサンテミリオンの赤ワインでした。

酸味も程よく、渋みや樽香もしっかりあるが強すぎず。
柑橘系とか・・他のものに例える必要のない、赤葡萄の皮の菌による醗酵酒です。
葡萄ジュースのアルコール飲料ではありません。
うーん、ワインだ(そればっかり)

もちろん、1万円越えのワインと比べれば雑味はあるけれど、料理と共にある赤ワインの最低限は満たしているといえましょう。
ワインだけで飲むならば、もう少し上品さが欲しいかな?

私はバブル世代なので・・・
生意気な言い方をするならば、今はこれならば我慢できます。
謙虚に言えば、1000円のワインとは全く違う。風格と品がある。

軽いチーズと、肉料理にも合うでしょう。ゴルゴンゾーラには負けるか?
ちゃんとしたワインを日常的に飲んでいる人には、最低限の間に合わせを勤めるでしょう。

ここで、輸入業者のローヤル・オブ・ジャパンさんにお願いがあります。
オリジナルの裏ラベルに重ね張りをしないでください。アペラシオンや品種が隠れてわからないこともありました。
それも楽しみのうちですからね!?

・・・
振り返ると、これまで一日一本の酒を紹介してきたことになってしまいましたが、もちろん紹介したものだけを飲んだわけではありません。
この期間、ビールもチューハイも紹興酒も飲んでますし、紹介できない失敗もありますからね。

私は、酔っ払うのはきらいです。酔わずにいくらでも飲んでいられればいいのに・・と思います。
お酒は芸術作品ですからね!!

[2009-2-8]