森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

酸っぱくない 《スパゲティ・ナポリタン》

酸っぱくない 《スパゲティ・ナポリタン》

「夜はスパゲティ・ナポリタンにするけど、ハムとソーセージとどっちがいい?」

息子にそう尋ねると
ナポリタン嫌い」
「偶然朝一番で見たネットで、ナポリタンがいかにおかしな料理かを熱く語ってた」
「酸っぱいのと苦いのと、最悪のコンビネーション」

私は
「どあほう」
の一言で済ませましたが、やはりイヤというものをこれから作るのは面白くありません。

だから、
1.ニンニクのみじん切りを普段の倍以上入れる。
2.玉ねぎは甘みが出るまで十分炒める。
3.ソーセージは旨味を放出するよう、薄くたくさんに切る。
4.ケチャップはパスタに和えるのではなく、具と一緒に炒めて酸味を飛ばし甘みを引き出し、「ナポリタンソース」にする。
5.コンソメ顆粒を投入。ちょっとズル。

そこまでやったのがこの状態。
イメージ 1


そして、
1.パスタは2.5リットルのお湯に小さじ15杯ほどの塩を投入して茹でる。
2.パスタをフライパンに移す際、茹で汁から直接移す。
3.「ナポリタンソース」と絡ませながら、程よい瑞々しさになるよう水分を飛ばす。
4.パスタが塩気を、ソースが旨みをたっぷり含んでいるので味付けは不要。
イメージ 2

玉ねぎがシャキシャキしているのが好きな人、ツーンと来る酸味を楽しみたい人には不向きです。

しかし、甘くて旨くて、B級っぽっくないグルメの 《スパゲティ・ナポリタン》 になりました。

息子も
「これなら好き」

ちなみに、甘いのでチーズは不要でした。

[2011-6-19]