森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

純米酒 孝之

イメージ 1純米酒 孝之
原材料:米・米麹
精米歩合:65%
アルコール分:15度以上16度未満
製造者:有限会社 佐藤酒造店

梅園で有名な埼玉の越生町にあり、《越生梅林》ブランドの清酒を作っています。

これはスーパーで「吟醸香がすばらしい」というPOPがつけられていて思わず買ってしまったのですが、ネットで調べてみても一切情報がありません。
どこかの委託で作られたのが流れたのでしょうか?

味わってみると、ややフォーカスのゆるい甘さの中からほのかに吟醸香が漂ってくるという具合で、酸味は控えめです。
うーん、ちょっと期待したのと違うな・・

イメージ 2香りは良いし色もうっすらと琥珀色。

しかし、アルコール分15度以上というどっしり感も無くはないのだけど、何が薄く感じさせているのだろう?

質は良い、水も柔らかく良いものを使っていそうですが、はっきりとした主張のない、たおやかな酒とでも言っておきましょう。


[2010-3-14]