森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

白飯と塩で幸せ

今日は1月末に精米したばかりのちょっといい新米(新潟産コシヒカリ)が手に入ったので、注意深く炊いて 《白飯を楽しむ日》 にしてみました。

先日築地の場外で見つけたおみやげ品の岩塩のセットで楽しむことにします。
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ちなみに商品名は《岩塩アラカルト10》

左から
健康甘い アンデスの紅塩岩塩(ボリビア共和国)
天ぷら塩焼塩(日本)・岩塩(パキスタン)・抹茶・ブドウ糖・しょうが
わさび塩岩塩(ボリビア共和国)・わさび
さんしょう塩岩塩(ボリビア共和国)・山椒
イオウの香り ヒマラヤ黒岩塩岩塩(パキスタン
竹焼塩海水塩(日本)
まっちゃ塩岩塩(ボリビア共和国)・抹茶
ペルー インカ天空塩かん水塩(ペルー共和国
焼き肉塩焼塩(日本)・岩塩(パキスタン)・白ごま・ブドウ糖・乾燥ガーリック・陳皮・唐辛子・青のり・黒ごま
白ごはん塩焼塩(日本)・岩塩(パキスタン)・しそ・わさび・黒ごま・ブドウ糖・いわし(煮干)

ご飯はとても甘くてほのかな酸味があり、ほっぺたが落ちそうです。
何かをかけるのは勿体無いくらいです。良いお酒に混ぜ物なんてしないのと同じですね。
しかしモノは試しで、茶碗半分くらいそのまま楽しんでからいろいろな塩を使ってみました。

注意は絶対に白飯の味を隠さないよう、それぞれの個性がぎりぎり分かる程度に使用することです。

《白飯はそれ自体が完成された料理》 なんていう身も蓋もない結論は無理やり脇にどけておきます。

結果としてはシンプルな塩ほど美味い、という似たような結論になってしまいました。
《白ごはん塩》は凝っているのですが地味な味なので、なかなか合いました。

逆にダメなのは《ヒマラヤ黒岩塩》と《焼き肉塩》。
《ヒマラヤ黒岩塩》はほんの少しなのにイオウの匂いが強すぎて、茶碗を取り替えなければならない程ででした。
《焼き肉塩》は白飯の旨さとは対極のものです。
《天ぷら塩》も白飯の旨みをスポイルしていまいち。


しかし、ダメな3種以外はどれも美味くてあれこれ比較しながら三杯も食べてしまいました。
結論、米は美味い。
あー日本人で良かった。


[2010-2-13]