森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2014

ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2014
2014/5/21


ミュージカルナンバーのコンサートに行きました。
バックは円光寺雅彦さん指揮の読売日本交響楽団
シンフォニーと銘打っているだけに、オーケストラはピットではなく舞台に上がっています。ただしサウンドバランスのためかPAは通していました。

メインの出演者はラミン・カリムルー、安蘭けい新妻聖子、田代万里生、彩吹真央でゲストがピーター・ジョーバック、沼尾みゆき。
安蘭けいさんがボス的な存在でしたね。
目当てはラミン・カリムルーだったのだけどピーター・ジョーバックが出てきたのはびっくり。ラミンが声をかけて実現したのだそうです。
オーケストラだけの演奏によるウェストサイド・メドレーで始まり「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「サンセット大通り」「ライオン・キング」「ウィキッド」「エリザベート」「ラブ・ネバー・ダイ」「サウンド・オブ・ミュージック」などを様々な組み合わせで歌っていきました。

ラミンとピーターで新妻聖子さんを挟み撃ちしての「The Phantom of the Opera」、ラミンとピーターのハモりで「Music of the Night」など見どころタップリでした。

田代万里生くんは歌い方は少し固いけど伸びやかな美声で声楽のテノールもできるなあ、と思っていたら芸大の声楽科卒だとか。ナルホド。
一緒に行った母がファンクラブに入ろうかなどと言い出す始末。
エスコルタというグループに所属していて人気があるらしい。
この人自体を知らなかった。ちょっと注意してみよう。

新妻聖子さんの美声と歌唱力はもちろん彩吹真央さんも沼尾みゆきさんも伸びやかな歌を聴かせてくれました。
安蘭けいさんは出だしの選曲が彼女の声域に合っていなくて心配したけど、後半の渋い歌で魅せました。
読響はPAのせいでいつものコクのある音が出ていなくて残念。

7人もいただけあって様々な歌のバリエーションが楽しめ、疲れを癒やすことが出来ました。

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[2014-5-2]