今日はものすごい風。これは嵐と呼んでもいいだろう。
昨日出かけてよかった。
誰かが植えてくれた花は
マティスの
静物画より癒やしてくれるし鼓舞してくれる。
草木の芽生えは花も人の心も萌えさせる。
六義園の枝垂れ桜は人混みが過ぎるので玉蔵院へ行ってみた。
幹も春をことほぐのだろうか?
枝垂れ桜はもう終わりかと思ったがそんなことはなく、歓迎してくれた。
僕が空にも歓迎されるのは珍しい。
後ろに回ってみることはできないけど、それは向こうに人垣が無い、ということでもある。桜が美しく立ちたい、と思っているとしたら歓迎だろう。
このおびただしい桜花の生命がたった一本の木から湧き出ている。
儚い?
なんて力強いんだろう!
[2014-3-30]