森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

初弾き

2014年の初弾きは思うところあって、ロベール・ド・ヴィゼーの
組曲第二番イ長調』から『アルマンド』。

このアルマンドだけってところが大事。

クーラントジーグは今までずっとやって来た。
何だか疲れちゃったよ。
ガヴォットの元気もない。

メヌエットやワルツじゃない。
三拍子でぐるぐるはしたくない。

サラバンドパヴァーヌも負の力が必要だ。
振り子を遅らせるような力は使いたくない。

やはりいま僕はアルマンドで行きたい、生きたい。
軽やかな足取りで、装飾音は飛翔する創意。
それでまだまだ遠くにも行けるはずと感じる。
体ごと、遠くに。

イメージ 2

イメージ 1


[2014-1-5]