森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

吉野本葛のお昼

四天王の内二天しかいないとなるとなんだか出張警護のような気がして少し寂しい。
しかも本来はインドラ(帝釈天)の子分だしとか、私はどうしてもヒンズー教で考えてしまいます。

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大仏が目当てだし時間が無いので二月堂・三月堂方面は諦め近鉄奈良駅へ向かいますが、来る時とは違う景色を見るためにあまり人のいない方へ向かいました。
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戒壇堂は外観だけでやり過ごします。
千手堂は内部を公開していないそうです。
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しかし、自然の造形に惹かれてしまいます。
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本当なら石畳のひとつひとつも、味わって行きたい。
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木漏れ日が緑に創りだす景色はいつでも美しい。
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東大寺から奈良の裏道を歩いて表通りに出ると、偶然にも『吉野本葛天極堂』の本店に通りかかりました。
ちょうどお昼時ですし、迷わずに入ります。

吉野本葛を練り込んだ『冷やし手延べ葛うどん』。葛を使った胡麻豆腐と『ぷるとろ葛餅』のセット。
うどんはツルツルなうどんがもっとツルツルになっています。
胡麻豆腐は濃厚な胡麻の香りがやらわかい弾力に包まれています。
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出来たての温かい状態でいただきます。
何とも形容しがたい、不思議な弾力と粘度。雑味ゼロ。
やみつきになりそうです。
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大満足でイザ松伯美術館へ。


[2013-9-28]