森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

下に見る夕焼け

札幌からの帰りずっと窓の外を眺めていて、雲が何層にもなっているのに気づいていました。

上に青空しか見えなくなってしばらくして気づくと・・・
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普段とは違う夕焼けの形が・・・
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フレアは窓の影響ですが、横縞はそうではありません。
蓋を被せられたような窮屈そうな夕日。初めて見ました。
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この時、雲が層をなしていたことを思い出して納得したのです。
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下に広がっているのは確かに海です。
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その上で、何層もの夕焼けを作り出しているのが何枚ものレンズのように重なった雲の層なのでしょう。
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夕方の空は、移ろいが早いものです。
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今は、「夕方の下界は移ろいが早い」と言ってみます。
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左の方で雲だと思ったものの一つがひときわ明るく筋を引いています。
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原寸の画像を見ると肉眼では見えなかったものが見えました。
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向こうの飛行機も、その向こう側の窓にこの光景を見ているのでしょうか。
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カクンと鋭角に飛び去ったりはしませんでした。人間の乗り物だったようです。
もしそんな気ままな乗り物だったら、夕焼けを追いかけて西の方へ飛び去ったことでしょう。


[2012-3-2]