森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

やっぱり、万年筆が好き。

やっぱり、万年筆が好き。

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打ち合わせのメモ取りは普段はPCだけど、時々そのPCを覗きながら話し合う事があって、そんな時はレポート用紙と万年筆になるのです。

万年筆で書くと、一画々に自分の意志が宿っているような気がして、とても楽しい。
スキーでシュプールを描くような楽しさがあります。
あまり思い通りにならないところも同じ。

かっこいい字がどんな形か分かってるけど、その通りにならず自分の字と理想の間を果てしなく行き来するのもまた、楽しいゲームなのです。

ちなみにボールペンでは粘って重いし、トメハネが表現できなくて全然面白くない!

寝かせて書く万年筆の字と、立てて書く毛筆の字が全く違っていたり、だけどやっぱりオノレの字になっているところなども、また楽しいものです。

ちなみに、沢山の万年筆を使いましたが今はパイロットのVORTEXという安物のこれ。1500円ナリ。全く、十分に書きやすいです。
私は筆圧が高いので金ペンより良いのかもしれません。
この前に使っていたウォーターマンより確然に書きやすい。やはり日本の字は日本の万年筆です。

キャップがスクリューになっているので全く乾かないのも◎。ハーハーする必要がなくて良い。


昔は入学祝いというと万年筆をプレゼントされました。
自分でも買いました。
たくさんあったはずのアレらは一体、どこへ行ってしまったのだろう。


[2012-2-27]