森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

越生梅林の梅

暗い話ばかりなので、10日前ののどかな風景を届けます。

埼玉県の越生梅林
八高線東武越生線越生駅からバスが通っています。
歩いて行く人もおり私も以前は歩きましたが、3.8Kmある道はバス通りで決して快適ではありません。

このような川沿いにあります。
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川の名は
《越辺川》
と書いて
「おっぺがわ」
と読みます。














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川沿いの平地にただ梅の木が並んでいます。

ぶどう園やさくらんぼ園のイメージです。













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梅は全て小ぶり




















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3月5日にはまだ満開ではありませんでした。












自然の状態ではきれいに整った花びらはなかなか見つかりません。

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この梅園は庭園ではありませんのでこれといった遊歩道はなく、シートを敷いてお弁当・酒盛りをすることもできます。


赤ワイン キャンティ 《ロッジャ・デル・コンテ》 2008
品種:サンジョヴェーゼ 90% 、 カナイオーロ・ネーロ 10%
生産者:LE CHIANTIGIANE生産者協同組合
原産国:イタリア
輸入業者:日欧商事株式会社

渋めでチェリーの香り。
やや辛口でもフルーティで飲みやすくもあり、程よい飲みごたえもあります。
侮れません。







先日、出光美術館で《酒井抱一》の梅を観てきたばかり。
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梅の木は幹の複雑な木肌も、勇壮で流麗な枝ぶりも、可憐な花も美しい。
そしてその組み合わせが稀有で美しい。
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桜にはないこの運動性を感じる立ち姿。
青空に裂け目をくくりとるような不思議な枝ぶり。
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これは 《魁雪》 
観応元年(西暦1350年)から生きながらえていると言われる古木です。
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紅梅も小粒ですが美しいですね。

小梅ちゃん「す」って感じです。

















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桜もそうですが、木の幹とのコントラストも実に美しい。

花があることで木の肌が美しい事に気付きます。

















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「バイ」の音が付きますが、梅ではありません。















美しい梅を見ると春に「もう少し待ってくれ」と言いたくなります。


[2011-3-5]