森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

アルペンホルン初体験

去る2010年11月26日、仕事でたまたま通った上野駅構内で強烈な低音ラッパの音が響いていました。
見てみると安曇野北アルプスの観光プロモーションを行なっていて、アルペンホルン9本の合奏を行なっていたのです。
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正直言えば、合奏力には?が付いたのですが、珍しいこともあり終わるまで10分ほど聴いてしまいました。

トロンボーンチューバの音をまろやかかつ素朴にした感じでしょうか。
ブラスのビリビリした振動がありません。

大きい(長い)楽器なので、見た目より低音が豪勢に鳴り渡ります。

演奏後立ち去ろうとしたら、楽器を吹かせてくれる体験イベントが始まりました。

『何でもやってみるをモットーにしている私は迷わず演奏者の1人に近づき 「いいですか?」

フルートや尺八みたいな吹き方を想像していたのですが(コーラのビンを鳴らすやり方ね(^^))、金管楽器と同じ、マウスピースがはまっています。
しかも、かなり直径の大きいマウスピースなので唇を振動させやすいようです。

鳴りました!
盛大な低音のロングトーンを響かせてきました。

しかし、たくさん息を使わないと鳴りません。
それに重い。
楽器ではなく、息がです。

かなりの心肺機能を要しますね。

偶然でいい体験をせせてもらいました。
演奏者の皆さん、どうもありがとうございました。


[2010-11-26]