森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

《THIS IS IT》 をようやく

長らく放置してあった《This is it》をようやく見ました。

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マイケル・ジャクソンが活躍していた頃は、クラシックでメシを食っていこうとしていたので、全くファンではなかったのですが、改めて彼の天才ぶりに驚きました。

完璧なリズム感とテンポ感。
バラードをニュアンス豊かに歌う完璧な歌唱力・表現力。
リハーサルにかける底知れぬ情熱と次々湧き上がるイマジネーション。

ここまで完璧なエンターティナーを他に知りません。
ほんとうに素晴らしい人でした。
このライブツアーが実現したらどんな凄まじいクオリティーだったか・・・惜しまれます。

だた、プログラムとしてはリハーサルや打ち合わせの細切れ映像で、ドラマ性はありませんので、非常に散漫な印象です。
それだけにエンディングロールに流れる《This is it》が胸を打ちます。

字幕を参考にした私の苦心の訳ですが、感覚的な歌詞なので翻訳困難です。(抜粋)

君の顔を何千回も見てきたように感じる
君だって僕のことを本当に知っていると言った
身を任せる風を待っていたんだったよね
だけど出発するために待つことはやめると言うんだね

君のことを聞いたこともなかったのに
恋に落ちるなんて予想外のことだよ
君の恋人になるなんて想像したこともなかった
ねえ君、わかってよ

これこそがそれなんだ(This is it)。わかるんだ
僕が君の世界の光だ 僕こそがそうなんだ
僕たちは感じることができる、これは本当に起きていることなんだ
愛の中にいるときいつも感じる、それさ。