窓の外からはいつになく盛んに鳥たちの声が聞こえてくるし、何気ない植え込みに花が咲き乱れている、5月。
ふさわしい時間ではないのに、人間がこんな夜更に活動している。
眠りに拒まれてしまったので、私には為す術がない。
しかし、人間は目が覚めていても夢を見ることができる。
寝ていて見る夢と同じで自由に選べはしないが、いつでも希望はあるし、
それがいつもよりたくさんある日もある。
朝が来れば夢を叶える仕事を始めることができる。
だから朝が恋しいのも、希望だ。
朝が恋しい人は幸せなのだろう。
[2010-5-23 3:40]