アルカディ・ヴォロドス ライブ・イン・ウィーン
アルカディ・ヴォロドス ライブ・イン・ウィーン
スクリャービン:
4つの前奏曲 OP.37-1
24の前奏曲 OP.11-16
4つの小品 OP.51-4「けだるい舞踏」
2つの舞曲 OP.73-1「花飾り」
ピアノ・ソナタ 第7番 OP.64「白ミサ」
ラベル:「優雅で感傷的なワルツ」
シューマン:「森の風景」 OP.82
リスト:巡礼の年 第2年(イタリア)から ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
ヴィヴァルディ/バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596 から 第3楽章
チャイコフスキー/ヴォロドス編曲:「子守歌」 OP.54-10
スクリャービン:3つの小品 OP.45-1「アルバムのつづり」
4つの前奏曲 OP.37-1
24の前奏曲 OP.11-16
4つの小品 OP.51-4「けだるい舞踏」
2つの舞曲 OP.73-1「花飾り」
ピアノ・ソナタ 第7番 OP.64「白ミサ」
ラベル:「優雅で感傷的なワルツ」
シューマン:「森の風景」 OP.82
リスト:巡礼の年 第2年(イタリア)から ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
ヴィヴァルディ/バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596 から 第3楽章
チャイコフスキー/ヴォロドス編曲:「子守歌」 OP.54-10
スクリャービン:3つの小品 OP.45-1「アルバムのつづり」
NHK BSの放送を録画視聴
噂は聞いていましたが演奏を初めて聴きました。
音色は透明で冷たく氷のようです。そして、冷たい中での色合いが豊かです。
知らない曲でもこの音色に魅せられてのめり込みそうな力を持っています。
知らない曲でもこの音色に魅せられてのめり込みそうな力を持っています。
かなりの技巧を持っており、この特質を全く崩さずにラベルのダイナミズムを表現し尽くしています。
シューマンも冷たい森の空気に取り巻かれるような気がしてきます。繊細だったり陽気だったりと移り気な音楽の持ち味も、幻想的でどこか懐かし気なニュアンスも十分に表現できています。
リストも技巧の冴えを美しさと緊迫した表情で覆い隠すような演奏でした。
素晴らしいピアニストです。
[2010-5-20]