森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

小石川植物園の桜

六義園でしだれ桜を楽しんだ後、こちらへ向かいました。

小石川植物園
正式には
国立大学法人 東京大学大学院理学系研究科附属植物園》

同じ文京区で六義園同様約300年の歴史をもつ《小石川御薬園(おやくえん)》が前身の広大な植物園です。

小石川植物園の裏口に面する東洋大学第二キャンパスの桜。
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この日は普段は一般立入禁止地域にあたる裏門が開いていました。

いきなりいろいろな種類の桜が並んでいて、学芸員と思しき人が研究者らしき人を案内していました。

イメージ 5始めに出会ったのがこの桜ですが、品種のプレートがなく学芸員さんの説明でただ中国産という事だけが分かりました。

近くには《太白》《旗桜》などがならんでいて、花を開き始めていました。


















桜の根元にはよくこれがありますが、なぜか見過ごせない魅力がありますね。

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これも壮観な小山を作っていました。イメージ 7

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下はソメイヨシノの一種 《天城吉野》
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同じく 《天城吉野》

やはり美しいです。

驕ることなく、見栄を張らず、誰かに見られるためではなく、ただ美しくそこにある。





















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シナミズキ
桜ばかりの中で、とても映えて見えます。

























ソメイヨシノの一種 《伊豆吉野》
ああもう、恋をしてしまいそうだ。
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ソメイヨシノばかりが立ち並んでいるのも壮観だけど、いろいろな桜を見ると好きな枝ぶりや花の造りをみつけたときにいっそう愛着を感じるのです。

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(桜の全景がないのは、実はまだ2分~5分咲きで、木全体の絵が美しくないのです。)
[2010-3-27]