森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

六義園のしだれ桜

ソメイヨシノはまだまだのようなので、しだれ桜六義園に行ってみました。

六義園は文京区駒込にある、約300年の歴史を誇る庭園です。

周囲をブロックで囲われていますが低いので、木々は外からも見えています。味のあるブロックです。
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東京の空としてはかなり濃い青さで、ところどころわずかに雲が掛かっています。
今日の景色はこんな感じで、桜が咲いているようには思えません。
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イメージ 3あちこちで見かけるソメイヨシノは二分咲きにも達していません。

しかし中に入ってみると、少し色づきを観ることが出来ます。

























そしてここ六義園はしだれ桜が名物です。
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ソメイヨシノとは枝ぶりが全く違いますね。
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空とのコントラストが美しく、まだ蕾ばかりなのが惜しいです。
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これでまだまだ七分咲きです。
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清楚で美しい、というのは日本人特有のの美意識です。
英語で
[modesty][decency] と [grace][beauty]
 は多分、自然につなげて感じるものとは考えられていないと思います。













実は私にとってこの木はかつて身近なものであったので何度も見ているのですが、清楚と言うよりはむしろゴージャスな木だと思います。
来週は仕事でこられないのが残念です。

この後は小石川植物園に向かいます。


[2010-3-27]