森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

遠くの花火-3

遠くの花火-3

忘れてました・・・。
今更ながらですが、次の花火シーズンが来る前に載せておきます。

花火撮影の半分はこんなことばかりやっていたのです。
つまり、シャッターを3秒くらい開けながら、カメラを動かすのです。
これが案外難しい。
作為が見えてしまって興ざめの映像になってしまうのです。
それに撮影してプレビューをチェックしている間、肝心の花火を楽しんだ気に全くなれないのです。

イメージ 1

イメージ 2

すこし、最近流行りの書道のニュアンスも感じませんか?
イメージ 3

花火は、残像の輻輳がハーモニーを作り出す、まさに音楽と同じ時間の芸術です。
だから好きなのです。
我々の人生と同じで、どんなに輝いても必ず消えてなくなってしまうことに、美意識が共鳴せずにいられません。



[2010-1-12]