森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

白ワイン BRUNO COLIN BOURGOGNE CHARDONNAY 2006

イメージ 1]BRUNO COLIN BOURGOGNE CHARDONNAY 2006
ブリューノ・コラン シャルドネ 2006

格付け:APPELLATION D'ORIGINE CONTROLEE
生産者:BRUNO COLIN
品種:シャルドネ
原産国:フランス
輸入業者:コルドンヴェール ㈱


『これを飲まずにシャルドネを語るな』などと、すごいポップが貼ってあったので買ってきました。

ブルゴーニュシャルドネらしいキラキラした感じをすぐに覆い返すように甘さが立ってきて、後味も酸味と甘さが両立しています。

ドイツ・オーストリア系のような派手なものではないのですが、それでもデザート系のような甘さを感じます。
簡単に言うと普通のシャルドネに5%くらいソーテルヌを混ぜたような印象です。

私はシャルドネにはシャンデリアの無数のガラス玉からキラキラと薄い虹色の光の粒子が降り注ぐような、クリアなスペクトルの反射を期待するのですが、そういう感じを柔らかいけど確かなブドウの甘さが絡めとっているような印象でした。

とても味わいがあり、香りもしっかりとあるので、求めるシャルドネとは違いましたが決して否定的な印象ではありません。

予備知識の無い人には安心して『美味いフランスの白』として勧められると思います。
ワイン好きにも『シャルドネの果実がストレートに活きている白』として説得力があると思います。

私はリピート買いします。

[2010-1-1]