ブログ一年目を終えて

今日でブログを開設して満一年になりました。

ブログを始めるキッカケは様々でしょう。

なんとなくおもしろそう。
自己啓発のため。
仲間とのコミュニケーションのため。
世の中に意見を発信するため。

私は自分自身のためです。
毎日毎日かなり頑張って、いろいろな面で向上している実感もあるのに、無為に時間が流れて行ってしまい人生がちっとも開けてこない。
そればかりか、先の見えない曲がり角がいくつも待ち受けている恐怖感が日増しに強まっていきます。

昔は輝いて見えた未来が、
そこへ行ってみるとどこへもつながっていない。
闇雲に走っても、取り戻せない時間だけが
後ろに積もって行く。

それで、流れ去る時間に折り目をつけ、抑揚やアクセントを置きたかった。
そういう思いで始めました。

前だけを見る事をやめ、過去の軌跡を慈しみたいという、ある意味諦めの気持ちの顕れなのかもしれない、と思ってみたりもします。

こうして一年続けてみて、その思いと違ったのは、

１.生活の中で接する様々な事柄に注意深く目を向けるようになった。
２.以前は未消化のまま忘れ去っていたような芸術や文芸にしっかりと決着をつける（評価する、考察する）習慣がついた。

ということです。
記録を遺すためではなく、未来に向って広がっていく今を少しだけ充実させることができたと感じています。

何か別の大きな達成感を得られる日までは続けていきそうです。

[2009-12-11]