森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

ラーメン 神座(かむくら)

神座(かむくら) 池袋東口

ずっと前からあるのは知ってましたが何となく、池袋は他にも食べ物屋さんがたくさんあるので足が向きませんでした。
今日は「ゴハン無いよ」コールがあって、時間も遅かったので寄ってみることにしました。

《おいしいラーメン》というのがメニューのトップなので、それをトッピングなしでいただきます。

出てきたラーメンは、見た目は昔ながらの《うま煮ラーメン》です。
野菜を煮て醤油・片栗粉のアンにからめて醤油ラーメンに乗せてある。そういう、ラーメンブームの遥か以前からある、懐かしい感じです。
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しかし麺は昔のものとは違って、黄色く透き通った中細の今風の麺。
スープは非公開ですが、透き通っていてゆるやかな豚肉に鶏の油が乗っているような印象です。ただ、うま煮の醤油と白菜・バラ肉の香りが強くよく判別できませんでした。

最近のどぎつい獣のスープとは全く違った方向のラーメンでした。
もう少し塩加減が穏やかだと、ホッとできる幸福感のあるラーメンになったでしょう。
しかし、白菜という野菜は本当に美味いので、それだけで料理としては及第点です。

麺が少ないと感じました。

これといって凄みがあるわけではないけど、もう少し追求してみたい店です。

店内が真っ白なのは感心しません。清潔感を売りにしているのはいいのですが、真っ白はあまり食欲をそそる色ではないのでは?

[2009-11-25]