森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

紅葉狩り-4(最終回) 平家の里-ダム見学

紅葉狩り-4 平家の里-ダム見学

平家の里
伝説では湯西川温泉は平家の落人が住み着いた集落が元になっているということです。
その伝説を保存・継承するために建設された施設が《平家の里》です。

ミもフタも無く言ってしまえば『観光施設』なのですが、地形を生かして山里の集落の風物が良く作りこまれています。
私は約300年前の建築という農家を見学したことがありますが、それとそっくりで決して安っぽくは見えません。

駐車場の周りはこんな風
イメージ 1

冠木門をくぐると受付があり、受付を過ぎると紅葉にも負けない番傘が目に留まります。
イメージ 2

紅葉が美しく、人工音がほとんど聞こえませんので心が安らぎます。
イメージ 3
イメージ 4

遠くの景色を邪魔するものもありません。
イメージ 5

アトラクションの要素はなく、山里を歩き感じるための場所です。
イメージ 6
(ボケが足りないし二線ボケ、明るい方の方のズームも持ってきてれば・・・と言い訳!)

ダム見学 - 水陸両用バス
休憩に寄った道の駅で発見し飛び入り参加です。

ホバークラフトの様なものかと思ったらスクリュー付き車輌。
こんなバスがあったのか。全く知りませんでした。
イメージ 7イメージ 8

このバスの座席部分は登記上は船のデッキということになっているそうです。
窓は水上で転覆したときに脱出できるようガラスがありません。
乗り込むのは折りたたみ式のタラップです。

五十里湖(いがりこ)を通り、川治ダムへ向かいます。
イメージ 9

川治ダムでは国交省の方から説明を受けながらのツアーとなります。
通常は一般人が下りることのないダム中腹の内部通路や側壁のキャットウォークでの見学です。
ホットな話題でもあり、いろいろと勉強になりました。
イメージ 10
イメージ 11
実は湯西川にもダムが建設中で、物凄い規模の工事が進行中です。作りかけの未連結の高架道路もたくさんありました。
あの素晴らしい風景が水没してしまうのは残念です。川治ダムは本格的な治水のための放水はしたことが無いそうなのですが?


次はそのダムの反対側へ廻り湖へ向かいます。湖は八汐湖です。
この写真の左側奥がさっきのダムです。
イメージ 12

湖へダイブです。バスが完全に船になりました。
タイヤは水中に隠れていますがムキ出しのままだそうです。
イメージ 13
この八汐湖は地下水路で五十里湖と結ばれておりちょっとしたダムと同程度の水量調整をしているそうです。

湖を軽く一周し当たり前のように舗装道路へ乗り上げます。
イメージ 14

あー面白かった。


上澤梅太郎商店
帰りは日光・鬼怒川へ来たときは必ず寄るたまり漬けの老舗《上澤梅太郎商店》です。

ここら辺で漬物の店をたくさん見かけるようになりましたが、私はここだけです。
イメージ 15

どれかと訊かれれば、全部欲しい
イメージ 16


あとは宇都宮に寄り道して《みんみん》で仕上げです。


おわり

[2009-11-1]