森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

ラウル・デュフィ展 三鷹市美術ギャラリー

ラウル・デュフィ展 透明で輝く絵

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三鷹駅からデッキを通って直接入れるビルに三鷹市美術ギャラリーはあります。

そこで開催されているデュフィ「ラウル・デュフィ展~くり返す日々の悦び~」
主催は三鷹市芸術文化振興財団と三鷹市美術ギャラリーです。このような優れた企画ができるとは素晴らしいですね。


イメージ 2三鷹駅は学生時代に、音楽部の発表会などでよく訪れましたが、当時とは大違いで賑やかになっています。

私はミロ・クレー・カンディンスキーなどの色使いが好きで、家にも大きなポスターを額縁に入れて飾ってあります。
デュフィはあまり深刻になることがなく、水彩はもちろんグワッシュや油彩でも向こう側から光が透過してくるような輝きが大好きです。
はじめに挙げた3人と違った透明さが魅力です。
例えばシャガールは寒色系の絵も暖色系の絵も、観覧者の心理をを吸い込んでしまうような印象ですが、デュフィはどちらもこちらの心を照らしてくれるようです。憂いのある絵でさえ輝いています。つかの間の幸せを味わえました。

また、水彩と言う技法に自身が持てますね。
その秘密を探るような見方を今日はしてきました。
今、ちょっと試してみたいですね。

次の土日は、久々に絵筆を執ってみるつもりです。


[2009-5-31]