森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

2009-01-17から1日間の記事一覧

天切り松 闇がたり (第一巻) (浅田j郎) - 江戸弁 べらんめえ調の美しさ

闇の花道-天切り松 闇がたり〈第1巻〉 作者:浅田 次郎 出版社:株式会社 集英社(集英社文庫) その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという 夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めた この作品は、大正6年から12年くらいの間の泥棒一味の…

力強い美をたっぷりと エッシェンバッハのベートーベン後期ピアノソナタ

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第29・30・31・32番、バガテル集 エッシェンバッハ EMI エッシェンバッハという"ピアニスト"は、私の子供時代からのおなじみです。 私が物心付いたころ既にエッシェンバッハの演奏するモーツァルトのK331(トルコ行進曲つき)…