ねじまき少女学習帳-社会・組織編
上巻を読み終えた時点で復習してまとめたものです。
読みながらまとめたものですし、私の理解も完全なものではない事をお断りしておきます。
社会・組織
ジーン・ハック | 遺伝子操作 |
チビスコシス病 | チビスコシス・ウィルスによる病気。次々と変異する。 |
瘤病 | 植物の疫病で人間にも感染するか中毒を引き起こすらしい。 三シーズンごとに変異。 |
ニッポン・ジーンハック・ゾウムシ | 植物を死滅させる。 |
疥癬黴 | 現代の疥癬と同じものかどうか不明。 |
象牙甲虫 | イチジク科の木を絶滅させた。 仏教で重要な意味を持つ菩提樹もイチジク科であり絶滅。 |
カロリー病 | カロリーの元である動植物を冒す遺伝子操作由来の病気全般を指すらしい。 |
ファガン・フリンジ | 大流行中の病気。皮膚を侵す。 |
カロリー企業 | 遺伝子操作食品を製造販売する企業全般を指すらしい。 インド・ミャンマー・ベトナムはカロリー企業に国政を牛耳られているらしい。 フィンランドでは逆に反発から暴動を引き起こし追い出された。 |
カロリーマン | カロリー企業のエージェントの事を言うらしい。 |
スプリングライフ社 | イエイツの後を継いでアンダースンが経営。 こぶし大で1ギガジュールの容量を持つゼンマイの実用化を目指している。(1ギガジュールはおよそ278キロワット時)。 アンダースンはスプリングライフ社を「カモフラージュ」と称している。 |
アグリジェン社 | 遺伝子操作食品会社。 アンダースンが「デモインの本部」と表現する記述が度々あるが、アグリジェン社の事だとはっきりは書かれていない。 (後半で明らかになる) |
ミドウェスト・コンパクト社 | アンダースンが幼少時代に研究者からアメ玉をもらう。 アグリジェン社・パーカル社・トータル・ニュートリエント社のテクノロジーの基盤を作ったらしい。 |
ユーテックス社 | 遺伝子操作米を製造販売。米の独占企業。 |
パーカル社 | 遺伝子操作食品会社 |
トータル・ニュートリエント社 | 遺伝子操作食品会社 |
ソイプロ社 | 遺伝子操作食品会社。 イエイツとアンダースンの会話に「会社がミャンマー市場からソイプロを引き上げても我々は知らん顔~」とある。 イエイツとアンダースンはデモインに本部のあるアグリジェン社の社員で、タイの出資子会社であるスプリングライフ社の経営をあずかっていると考えられるが、上記の記述とソイプロとの関係は不明。 ”ソイプロの独占が瓦解”との記述あり。 |
カーライル&サンズ社 | カーライルが経営する貿易会社。 通産省のアカラットと通じているらしい。 |
ウェザーオール社 | 竹・木製品・油を生産する。 |
ミシモト流体力学 | 22世紀後半には労務用ねじまきロボットを使役していたらしい。 エミコのオーナーである源道の会社。 船を建造するなど、多角的企業らしい。 |
チャオチュウ中華社 | ゼンマイや自転車を製造。 |
松下 | 現パナソニックと思われる。 |
ボー・ロック社 | セラミック浄水フィルターの会社。 |
イン・タイ社 | 金庫メーカー |
環境省 | タイ王国を疫病と害虫と外国資本から守るため排外主義をとる。よって通産省と対立。 絶滅した植物の遺伝子データベースまたはサンプルを保持している。 |
通産省 | カロリー企業との通商を広げようとして環境省と対立。 |
グラハマイト派 | 自然を冒涜する全ての存在を否定する。 |
インド | カロリー企業に支配されている。 |
ミャンマー | カロリー企業に支配されている。 |
ベトナム | カロリー企業に支配されている。 |
フィンランド | 種子バンクを破壊。アンダースンたちの意図が働いていたらしい。 |
チャクリー王朝 | 現代のタイ王朝がこの世界でも存続している。 |
旧拡張時代 | 石油が豊富で安価だった時代。 |
マレーシア難民 | マレーシアの政変からタイへ逃れてきた華僑のことらしい。 より正確には”マレー系中国人のイエローカード難民”(P.53) |
マレー人難民 | ”マレーシア難民”と同義と思われる。 |
イエローカード | 華僑の在留許可証らしい。 |
イエローカード難民 | マレーシア難民と同義らしい |
拡張タワー | イエローカード難民の居留施設。 より正確には”旧拡張地域のタワー群”ということらしい(P.53)。 |
北部難民 | |
ホッキエン(P.98) | 福建人の事と思われる。 |
石炭戦争 | 石炭と翡翠の利権をめぐる戦争で、継続中らしい。 |
白シャツ隊 | 環境省の取締官。 不正取締の他、疫病阻止のための野焼き、家畜の焼却なども行う。 |
アンカーパッド | 飛行船の発着場に付属する交易品の荷さばき場のことらしい。 |
スワンナプーム空港 | 現代のバンコク国際空港の名称。 この世界では飛行機というものがなくなっている。 これがタイの空港であることがわからないとローリーの境涯について述べた一節が理解できない。 |
ビクトリー・ホテル | ファランの利用者が多いらしい。 |
コー・アングリット島 | ファランの企業が隔離されているらしい検疫島。 江戸時代の長崎・出島のようなものか。 |
メゴドント組合 | 王の勅命により白シャツ隊からエネルギーの独占権を与えられている。 |
十二月十二日 | クーデターがあったらしい。 保守派のスラウォン首相が倒された。 |
グリーン・ヘッドバンド | マレーシアで華僑を一斉に殺害した一団のことであるが、政府組織なのかなど不明。 純粋主義のイスラム教徒らしい。 |
ファラン・ファランクス | ルーシーが名付けたバーの常連5人。 |
ブラック・パンサー | 王家の親衛隊。 |
アイオワのハイグロウ時代 | ”ハイグロウ”という語彙がしばしば現れる。 ここでは農業が栄えていた時代という意味ではないだろうか。 |
ハイグロウ・バンブー(P.109) | 文脈から”高く伸びた竹”というような意味に取れるが・・ |