森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

仕事の手を休めて

近所の和菓子屋さんで葛桜と麩まんじゅうを買って来ました。

店内・・と言える物がなく、道路に面した窓越しにやり取りするスタイル。
後ろで職人さんがせっせとお菓子作りに励んでいます。

この葛桜は吉野葛100%だそう。
形は今ひとつ別嬪さんとは言えないけど、葛の感触が根本的に違う。
スーパーで売ってる寒天のグミみたいな物と全く別物。

こしあんも上品で香り豊かで、辛党の私でも全く大丈夫。

お菓子一つにも素材から仕上げまで文化の重みと職人の良心を感じます。

なんだか幸せ。

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麩まんじゅうも弾力があり濃い美味さがあります。
食感も味も初めて経験するもの。

私は和菓子を完全に侮っていて普段は買ってみたりはしないのだけど・・・
こういう和菓子を子供の頃に食べていたら、好きになっていたでしょうね。

最近の洋菓子の奇妙な程の高値と比べれば安いものだし。


[2012-9-3]