森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

浦和 《La Scala》でシチリアワイン《BAROCCO》を



浦和の伊勢丹裏アーケード内にあるイタリアンのダイニングバーです。
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昨年末初めて行った時、おまかせで三種類のワインを出してもらった中で
《BAROCCO》
というシチリアの赤ワインがとても気に入ってしまって、あちこちのショップを探し歩いたのだけど見つからず、また来てしまいました。

店構えは3階建てで1階がスタンディングで2階と3階が個室になっています。
とてもコンパクトで、1階のスタンディングバーは厨房があるので8人が限界かな?
でもとてもインティメットな雰囲気で一人で行っても楽しめそうです。
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グラスも沢山あるし、ワインをはじめいろいろな酒類も店の大きさから考えられるより3倍くらいありそうです。
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食べ物はこれまたsnoothのメルマガで読んでずっと食べたかったフリッタータがあって大満足。
他にトリッパーのトマト煮込みや牡蠣のスモーク、プロシュートにパスタにチーズに・・おつまみから軽食までひと通り飲みながら楽しめます。

調理もとても丁寧です。
トリッパーは柔らかすぎず歯ごたえを残しつつ簡単に噛み切れる絶妙の火加減。

《BAROCCO》に『絶対合う』と自信の《ラムのロースト》はとても念入りに柔らかくローストされていて、脂身がトロリとしてBAROCCOと本当に合っていました。
補い合って別の味わいになるのでなく、パズルのピースのように互いに何も足さず引かずピタリとはまると言う不思議な感覚でした。


それにしてもこの《BAROCCO》は気に入りました。
酸味とタンニンが強いのだけど、カシスやプルーンの濃い香りと軽いスパイス、それに鼻から入るバニラの甘みが釣り合っていてとても心地よいのです。
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BAROCCO 2001
ロッコ 2001

格付け:CERASUOLO DI VITTORIA D.O.C (V.Q.P.R.D)
 (チェラスオーロ ディ ヴィットーリア)
品種:ネロ ダヴォラ40%、フラッパー60%
生産者:AVIDE アヴィデ
以下生産者HPより引用
度数: 13,50度
組成: アルベレッロ1,50 x 1,50メートル
土壌: 砂、赤土壌
生産地域: バストーナカ
標高: 220 mt.
収穫量: 70キンタル/へクタール
製造: ブドウかすと共
発酵: 温度調節での発酵
熟成: 8-12ヶ月バリック樽、その後18-24ヶ月ボトル
ボトル: 750 mlのボルドータイプ、番号記載のコルク栓
空ボトルの重量: 750 gr
キャップ: 熱収縮タイプ
包装:1箱6ボトル入り
保存: 常温15-16度でボトルを寝かせる
サービス温度: 18-20°C

行く先々に好みの店があるのは、ちょっと持て余し気味なのですが・・やめられません。

[2010-1-6]