森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

HD 600 断線

とうとう Sennheiser HD 600 の左側が不通となってしまいました。左右つなぎかえると右になるので、ケーブルなのは明らか。
私は工作人間なのでこういうのはすぐに直してしまうのですが、この部位は後々のことを考えると時間稼ぎにしかなりそうにありません。
イメージ 1

Sennheiserは断線しやすいという噂はありました。
なぜかケーブルを良く踏んでしまうのはSennheiserです。コネクターになっていていざという時には抜けるから過大な負荷は掛からないと思っていましたが、7年の歳月はかように断線を招いたものです。


あきらめていつの間にか自分専用にしていた息子に「これもうお前にやるから、自費で直せ」と、渡しました。

イメージ 2息子がいつ直すかわからないので、しばらくSennheiserHD 650だけになってしまいました。

HD 600HD 650 は、大きくは違わないのだけど、HD 600の方がフラットなのではないかと思います。
ただし、音楽を楽しむにはHD 650です。
HD 650はちょっとお化粧上手な上にうっすらとベールを被ったような印象です。

多くのメーカーのいろいろな製品を使用してきましたが、音楽はおおむねHD 650で楽しんでいます。とくにオペラは'AH-D5000'''では歌手の声が薄く聴こえてよろしくありません。

ただ上記のような『装い』を感じるので、他のものも適宜使用しています。

去年観た何かのドキュメンタリーで、ベルリンフィルハーモニーホールのモニタールームのヘッドホンがHD 600だったのが印象に残っています(時期的にHD 650はリリースされていたはずです)。


[2009-7-5]