森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

LDOCE 5訂版ゲット

待望のLONGMAN Dictionary of Contemporary English 5訂版(LDOCE 5)をゲット!
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何故これが欲しかったのかと言うと - "見出し語23万" これに尽きます。

学習辞書と言うこともあってか、4訂増補版でも見出し語は10万6千。
これでは普通の洋書を読むには全く足りないのです。

複数の辞書を引くと言う手間は読む楽しさを著しくスポイルしてしまいます。
私が洋書を読むのは楽しみのついでに勉強も・・というスタンスなので、こういう難行苦行は出来るだけ避けたいんですよね。

さて、開いてしばらく眺めてみると、なんだかそんなに増えた感じがしないのですが?
例えば'C'あたりを調べてみると、ほとんど違いがない。
あっ、cardiovascular が増えている。実生活ではほとんど使用しない言葉だけと、ミステリー小説などには時々出てくる単語です。
そういえば、'cardiff'が載っていない。地名パートにも載っていない。調べたら'Edinburgh'もだ。英国人にとってこれでいいのでしょうか?多分外国人でそれぞれ'Wales'と'Scotland'の首府だと知っている人は少数派だと思うのですが?

他にも小数の略語が増えてはいるけど何だか有難みを実感しにくいですね。


4訂増補版 - 5訂版 で 'nexus' から 'nibble' まで

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しかし、DVDの辞書を見るとさらに語彙が増えていることがわかります。
イメージ 4'nibble'まで表示できないけど
'Niagara Falls'が紙辞書には載っていないなんて・・
全体的に固有名詞には弱かったですよね。
そういえば、'Cardiff'も'Edinburgh'もDVD版には載っています。
語彙から見ても機能から見ても最早紙の辞書がオマケに過ぎないということですね。

4訂増補版のCD辞書には、前後の見出し語が表示されなかったのですが、今度のDVD辞書では、辞書順の前後一覧検索後を含む語彙の一覧が常に表示されるようになり、かなり便利です。

例えば'urchin'を調べる人の半分くらいは「ウニ」を調べたいのだと思いますが、'sea urchin'が、「'これも調べなさい'サイン」以外に、リストにも載っているので、とてもわかりやすいです。

イメージ 5左上部が調べ方
中央が辞書順一覧
下部が検索語を含む見出し一覧

もちろん今回も、DVDを挿入していなくても起動できるパッチは公式に提供されています。

やはり、明確に進化していました。
しかしなにもこれで英語が出来るようになったわけではないのだ。精進せねば。


[2009-4-19]