森羅観照記

つれづれなるままに・・。当世ではそれを「チラシの裏にでも書いとけ」と呼ぶそう。

訪れてくださったかたに、ご挨拶

このたびは私の部屋を訪れていただきありがとうございます。
ここが、いったい何であるのかをお話させていただきます。

私は

クラシック音楽をライフワークとする、成人男子です。演奏収入は生涯でたったの数万円程度です。
○幼少時から活字中毒です。
○科学信奉者です。現在の何千兆倍もの演算能力があれば、芸術も科学的に解析できると信じています。
【宇宙という書物は数学の言語で書かれている - ガリレオ・ガリレイ
○森羅万象全てに興味があり、首を突っ込む。あきらめが悪くキリが無い性格です。

事の始まり

HTMLやMosaicが成立する以前、NIFTY-Serveすらなかった、そんな時代から草の根ネットやCompuServeでの交流や情報交換に熱中してきました。
World Wide Webが興隆し、ITテクノロジーに無縁な人たちにもテレビや電話のように普及し、当たり前の存在と言うよりは、無くてはならない物になってくる様子を眺めてきました。
しかしこの間、自分個人のWEBサイトを立ち上げようとかブログを始めよう、と言う気は全く起きませんでした。
それはひとえに
"俺の話なんか、誰も求めてない。わざわざゴミを増やすことはない"
という思いがあったからです。

転機

ところが、先日ある顧客のビジネスブログを立ち上げ、その運用講習会で「ブログとはこんなもの」という話をしていて、ふと思ったのですが、
"もう、返って俺みたいな考えのほうが尊大と言えるのかも。"
突然、そんな考えが芽生えました。

それで、何気ない音楽鑑賞や読書にも紹介文のようなものを書くことでメリハリがつくかも知れない、という思惑もあって始めてみることにしたのです。

周囲にはやはり、「ブログなんて、ゴミ撒き散らして信じられない、アホか?」と言っている人間もいるので、隠密行動です。

ガイドライン

また、始めるに当たって自分なりにガイドラインを設けることにしました。

大憲章 - このブログ運営は、私の文化活動の一環と位置づける

1.「ですます」調の文体で統一する - なるべく独善的な文章にならないように。
2.日記にしない - 私のそれを見たい人はいないであろう。自分としても意義を感じない。
3.否定的な感想を主題にしない - それが好きな人・価値があると思う人がいるかもしれない。否定情報はその人からチャンスを奪ってしまうかもしれない。
4.芸術・文化に「良し悪し」の尺度を持ち込まない。「好き嫌い」で語る - 客観性などというものは幻想に過ぎないから。1個人の英知で「良し悪し」など判定できるはずがない。
5.裏づけの無い伝聞情報を見てきたように書かない - 知ったかぶり・ホラ吹きは後で痛い目にあう。

続いた暁には、だんだんと増えていくかもしれません。

それでは、以後よろしくお願いいたします。
訪れてくださったあなたがガックリして去っていくようなことが無いよう願っています。